2024年(8gen3世代)のカメラスマホについて

2022年までの各社スマホのカメラ進化というのは、メインカメラでの昼夜の写りをブラッシュアップし続けている印象だった。使用率が一番高い撮影モードを強化するのは当然のことだ。

ここがSnapdragon 8 gen 3 世代(MTKを積む旗艦級機種も増えつつあるが)、つまり2023年の後半から2024年の前半に出現するハイエンド機種では、別の付加価値を持って登場するものが多いだろうと個人的には予想している。理由はメインカメラの単純性能では、味付けの差はあれど、飽和・頭打ちしていて、別途付加価値を付与できるかどうかが製品の魅力 = 競争力に直結する状況にあるから。

フォルダブルスマホのような機種も広く見れば頭打ち市場で付加価値を模索するアプローチの一環だが、カメラの話とは関係ないので今回触れる話題ではない。カメラ重視型のスマートフォンについての話に限ろう。

振り返って2021年の機種と2022年の機種を比べると、明確に夜景HDR処理の世代差が存在する。
つまりこの期間は各社、比較の俎上にあげられやすい低照度性能の向上に注力したとみえる。
2021年のカメラスマホであるX60PPであっても、2022年のカメラまぁまぁスマホ Oneplus 10 Pro より実は白飛び耐性が低い。

そして今年、2023年は各社試行錯誤と静観で姿勢が別れた年であると感じる。
Xiaomiは 13 Pro で望遠レンズの使い勝手を、13 Ultra でカメラのような撮影体験を、OPPOは自社チップ(前年もだが)と最高クラスのハードウェアによるスペックの暴力を、HonorはXiaomiと同様のテレマクロとオート撮影の使い勝手、vivoやSamsungは低照度や望遠といったそれまでの長所をさらに磨く、挑戦と保守の姿勢が分かれる時期だった。
この中で特に成功を収めたと見えるのはXiaomi 13 Pro / Honor Magic 5 pro の望遠のテレマクロで、Xiaomiは14世代で無印にも搭載する他、他社でも同様の機能が流行する兆しが見られる。なにせこの機能は実際に使い勝手が非常に良い。出番が多い機能が重視されるのは当然のこと。

勿論変わったフィーチャーを持った機種は以前から存在していて、その最たるものではFind X3 等で採用された顕微鏡マクロがある。Oneplus 8 Pro のフォトクロミック撮影も独特なものだった。唯一的なものとはいえなくとも、Samsungのように望遠性能に注力することも磨き上げた一芸としてユニークだろう。Pixelのように現実的な色味の再現に力を注ぐのも良いアプローチのひとつだと思える。そういえば温度測定なんてのもあったが、まぁカメラの話ではないね。しかしユニークなフィーチャーが受け入れられ定番機能となるかどうかはまた別の話。顕微鏡があるからFind X3を買おうという層は少なかったとみえ、次の世代では廃された。

このような背景を踏まえると、2023~2024の期間に登場する旗艦級スマートフォンには、当然前世代よりブラッシュアップされたメインカメラの撮影性能が求められるが、もはや通常仕様では必要な性能を各社が満たしているため(味付けの差は考慮しない)、これまでにない撮影体験や使い勝手の提供で差別化を図り自社製品をアピールする流れが主流になると考えている。

既に発表されているものではXiaomi 14 シリーズのテレマクロ継続および無印への搭載と、14 Pro での可変絞りによる光芒の表現。iQOO / vivoのテレマクロ搭載。
他、AndroidがまだiPhoneに届いていない動画分野での進歩も期待される。

テレマクロが流行の一つになるのはもはや確定的で、実際、有無が使用感に直結するので定番機能になるのは間違いないと思っている。他に変わったフィーチャーや使い勝手を搭載してくる機種がいかほどでてくるか、何を売りにしてくるのか、それは今から楽しみである。

2022年から2023年のメインカメラの質の進歩は大きなものではなかった。
多くのユーザーに受ける新機能となると、そう簡単に開発できるものでもないから、保守的な姿勢をとるブランドも出てくるだろう。

そうなると、通常の撮影の質は2023年の機種でも十分に満たしているし、昨今の円安もあって高額が見込まれる新型機種を購入するよりも、2024年のトレンドになりうるテレマクロを搭載した既存機種…つまり、Xiaomi 13 Pro やHonor Magic 5 Pro が、中古市場を含めてあらためて株をあげてくる可能性もあるかもしれない。実際、光芒に魅力を感じず、テレマクロに魅力を感じるのであれば、Xiaomi 14 Pro ではなく 13 Pro で足りる場面が多いはず。旧世代と明確に差をつけて新型機を売ることができるのか。各社の新世代機に注目したい。

Xiaomi 13 Pro / Magic 5 Pro 写真比較レビュー

テレマクロ持ちのGMS対応上位機種比較。(テレマクロは少しだけ触れる)
Xiaomi 13 Proは Xiaomi 12S との比較をすでに行っており、会社が同じこともあり撮像傾向もあまり変わらず劇的な差異もなく、メインカメラについていえばそこまでの差はなかった。1inの威力とは…。
今回は会社も違うので傾向の違いが出ると思う。
昼景は全てAIオフオート、夜景は全て夜景モード、Xiaomi 13 ProはLeica Vibrant統一。

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Honor Magic 5 Pro グローバル版 レビュー

Huaweiから独立し、近年グローバル版端末もリリースしているスマホメーカーHonor、そのハイエンド機種はカメラ特化型スマホを求めるユーザーにとって新たな選択肢になりつつある。Magic 4 Ultimateまでは中国国内のリリースに留まり、グローバルで常用可能な端末はMagic 4 Proとハイエンド止まりだったが、最新フラグシップ端末Magic 5 Proはグローバルでリリースされ、Ultimateとは殆ど差異がない。
2週間ほどメイン機として使用しているので、実際の使用感などを記す。

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Xiaomi 13 Pro / Xiaomi 12S 写真比較レビュー

同じ会社の2022年と2023年のハイエンド。Xiaomi 12SはコンパクトハイエンドながらXiaomi 12 Proとセンサーが同じであり、色味や明度は違う場面があるが総じて写りの品質はかなり近い。なので12 Pro と 13 Pro の比較と置き換えてもいいかもしれない。ハード的にはXiaomi 13 Proが圧倒しているはず。
昼景は全てAIオフオート、夜景は全て夜景モード、Leica Vibrant統一。

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Realme 10 Pro+ グローバル版(ロシア版)レビュー

いい感じのサブスマホを探していたら本機に到着。
ソシャゲ周回とか自転車のナビに付けたかったので、
・そこそこのSoC/RAM性能
・良好な電池保ち
・重すぎない
・実用レベルのバンド対応
という俺の需要をうまく果たしてくれるのが本機だった。

実際買って使ってみるとスペックシートだけではわからない部分もあるので、その点を共有したい。

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OnePlus11 / Xiaomi 12S 写真比較レビュー

2022年のハイエンドと2023年のハイエンド。ハード的にはOnePlus11の進化は少なく、Xiaomi 12Sはコンパクトハイエンドながらセンサーが同じなこともありメインカメラの写りは上位モデルのProとほぼ同等。ということで気になるのは2023年のハイエンドがハードで優越する型落ちモデルに対しソフトウェアでどれくらい進化してきたか、そして結果としてどう差をつけるかってところ。昼景は全てAIオフオート、Xiaomi 12SはLeica Vibrant、夜景は全て夜景モード。

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Xiaomi 12 Pro / Xiaomi 12S 写真比較レビュー

2022年同メーカー同センサーハイエンドスマホ対決。
結論からいうと時折味付けに違いはあるものの、写りの質自体はほぼ互角だろう。
多くのシーンで機種の見分けをつけるのが難しいくらい似ているし、概ねレベルは高いのだけど、Leica監修になって期待していた植物をメインの被写体にしたときの緑のエグさの問題は全然解消していない。
12Proの比較は12SはLeica Vibrantモードで撮影。
その後に12SのLeica VibrantとLeica Authenticの比較をつける。

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