2022年のハイエンドと2023年のハイエンド。ハード的にはOnePlus11の進化は少なく、Xiaomi 12Sはコンパクトハイエンドながらセンサーが同じなこともありメインカメラの写りは上位モデルのProとほぼ同等。ということで気になるのは2023年のハイエンドがハードで優越する型落ちモデルに対しソフトウェアでどれくらい進化してきたか、そして結果としてどう差をつけるかってところ。昼景は全てAIオフオート、Xiaomi 12SはLeica Vibrant、夜景は全て夜景モード。
昼間撮影












OnePlusのほうが現実に近いが少しシャープネスがきつい。








夜間撮影
OnePlusは昨年の10Proまで夜間撮影時のシャッター時間が非常に長かったが、かなり短縮されてきた。
またシーンによってはvivoを彷彿とさせるようなかなり明るく写す処理に移行している。












提灯のHDRも良い。


2022年の機種はその前年、2021年の機種と比べると、全般的に明らかにHDR処理で勝っていてソフトウェア進化を感じられるものだった。具体的にいうと2021年で夜景に強いX60PPであっても、看板の白飛び耐性などは2022年でそこそこのOnePlus 10 Pro より劣っていた。今年のOnePlus11はシーンにより結果は様々ではあるがシャープネスと陰影、質感の保持にかなり気を使っている他、夜景のレベルは使い勝手も含めて向上している。
カメラフラグシップでなくてもかなりよい写真がとれるスマホになったなという印象。