OnePlus11 / Xiaomi 12S 写真比較レビュー

2022年のハイエンドと2023年のハイエンド。ハード的にはOnePlus11の進化は少なく、Xiaomi 12Sはコンパクトハイエンドながらセンサーが同じなこともありメインカメラの写りは上位モデルのProとほぼ同等。ということで気になるのは2023年のハイエンドがハードで優越する型落ちモデルに対しソフトウェアでどれくらい進化してきたか、そして結果としてどう差をつけるかってところ。昼景は全てAIオフオート、Xiaomi 12SはLeica Vibrant、夜景は全て夜景モード。

昼間撮影

OnePlusは左がモヤっとしてるのは謎だが、細かく見ると物体の質感でかなり優越する。
OnePlusはやや空が黄色がかる。太陽の光芒を見るとHDR性能で優越する。

このシーンでもOnePlusはやや黄色がかる。シャープネス・コントラストがややOnePlusが強い。

XiaomiはどことなくベタッとしていてOnePlusのほうが現実感・立体感がある。

植物・花の色彩、質感では全体的にOnePlusは非常に良い。

XiaomiはLeica監修後も緑がえぐい傾向が変わらない。
OnePlusのほうが現実に近いが少しシャープネスがきつい。

OnePlusはシャープネスがきつすぎる。Xiaomiのほうが特に遠景の空気感が自然に出ている。

どっこいどっこいだがHDRでOnePlusがやや優越。

花の陰影がよくでているのはOnePlusだが自然な感じがするのはXiaomiかも。

AIオフだが、意外にもOnePlusのほうが色味が鮮やかだった。

夜間撮影

OnePlusは昨年の10Proまで夜間撮影時のシャッター時間が非常に長かったが、かなり短縮されてきた。
またシーンによってはvivoを彷彿とさせるようなかなり明るく写す処理に移行している。

とても暗いシーン。OnePlusのほうがややシャープ。

Xiaomiのほうが明るく映るが、OnePlusはシャープで解像感が高い。

OnePlusはまるでvivoのような明るい写りになり、シャープネスも強い。

このシーンではOnePlusが若干黒つぶれ気味に。

OnePlusが全体的に色彩、明るさ、シャープネスで優れる。
提灯のHDRも良い。
拡大するとOnePlusのシャープネスが強いため、文字の輪郭に不自然さがでてきている。

2022年の機種はその前年、2021年の機種と比べると、全般的に明らかにHDR処理で勝っていてソフトウェア進化を感じられるものだった。具体的にいうと2021年で夜景に強いX60PPであっても、看板の白飛び耐性などは2022年でそこそこのOnePlus 10 Pro より劣っていた。今年のOnePlus11はシーンにより結果は様々ではあるがシャープネスと陰影、質感の保持にかなり気を使っている他、夜景のレベルは使い勝手も含めて向上している。
カメラフラグシップでなくてもかなりよい写真がとれるスマホになったなという印象。

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