昨年後半からしばらくKARDSというカードゲームをしてた。
結論を言ってしまうと遊べるクソゲー程度のモノなんだけど、WW2をテーマにしたオンラインカードゲーってのがまずもってWoTG以来珍しくて、雰囲気の良さもあり暫く続けていた次第。ちょっと書きたいこと書いておく。
ゲーム性について(主に不満)
「前線」の概念を中心とした若干のアレンジを加えたHSクローンモノ。
先に遊べるクソゲーと結論を書いてしまったけど、プレイングで勝敗に関与できる余地が少ない。
構築が重要なのは当然として、相性と巡りと引きの運…これらが多くを決していて、手持ちから最適解を選ぶ以外に選択肢自体が存在しない場面が多い。
端的にいうと、まずアグロが全然止まらないし、止まるようにすれば今度は航空機がとまらない、ディスカードにも無力…あちらを立てればこちらが立たず、といった具合。相性じゃんけんかよ。
あとはエリート(最高レア)が露骨に強力なんだけど、40枚のデッキ中たったの1枚制限なので、いつ引くんだよみたいな感じで、この点もかなり運。
そんなゲーム性なんで、唯一ゲーム内目標と言えるランクをあげていきたいのなら、中長期的にみて総合的に勝率が出るデッキを延々回す作業になる。
まぁしかし、それはラダーなゲームは全部そうかもしれんが、できることの幅がWoTGに比べると圧倒的に狭すぎた。
チートの存在
このゲームには確定でチートが存在している。
このチーターには俺もあたったし、こいつがBANされたあとも別のが湧いていたので恐らく対策はなされていない。
内容は2ターン目でBlitzもちのT-34-85が大量に湧いてくるようなやりたい放題。そこまでいじれるんだったら、恐らくなんでも弄れるよな。つまり隠れてるやつがいないと考えるほうが無理ってもんだ。
そして最近中国系プレイヤーが一気に増加した。もともと一定数はいたんだけど、ここ1ヶ月くらいで体感1/3ぐらいいそうなレベルで増えちゃった。
中国系、うん、中国系…中国系ね。特に最近現れたアカウントは、引きが死ぬほどうさんくせーんだよな。
なんというか、無駄な引きをしない、毎回必要なものがでてくる感じだ。
これは証拠のない話で主観的感想にすぎないが、結構な数が表にはわからない程度の細工をしてるんじゃないかと疑ってる。
なにせこのゲームはチートができる。できるんだからやるやつは必ずいる。
チートは存在して塞がれなかった時点で終わりというのがよくわかる。
イラストの出処の謎
このゲームの雰囲気の良さはカードイラストの良さが支えているんだけど、それらがどこからきたものなのか?
オーダーなんかは戦時中のポスターとかそういったものも多いんだけど、ユニットはどうもそうじゃないものも多い。
うーん!上記以外も色々あります。
ファインモールドの箱絵をパクったのか許可を得てるのか同じ版元から買ってるのか。
はたまたファインモールドの箱絵も昔のイラストだったりするのだろうか。
Tigerなんかも他の車両と一緒に描かれた海外作品の切り出しっぽい。
ファインモールドには問い合わせてみたが今の所無反応で真相は闇の中。
日本人プレイヤー群の動向
このゲーム、国内では不定期的にどこかのグループで流行っては廃れて、を繰り返している模様。
KARDS面白い!よいしょ!をしばらく続けたアカウントの殆どが1ヶ月程でKARDSの話をしていない。
つまり定着率がお察しレベルなわけだが、理由は当然ゲームに問題があるからで、それが最初に書いたゲーム性の部分なのだろうと思う。具体的になにがつまらないと明確な言葉にしにくい内容だし、どう改善すればいいんだ?というのも難しいわな。