Dreadnought 序盤(Recruit)の艦の話

2017.6.27追記
DreadnoughtのOBT化、VUに伴い現行バージョンに合わせ一部改稿。

現在のDreadnoughtはマッチングクラス(Tier別のクラス)がRecruit、Veteran、Legenderyの3つあり、Tier制の開発ツリーが採用されているためプレミアムシップを使用しない限りRecruitからのスタートになる。
RecruitはTier1-2までが含まれ、マッチングはVeteran(Tier3-4)まで当たることがあるがRecruitだけの戦場が多い。というか、仕様であってもVeteranに放り込まれた場合、開始前にさっさとReturn to outpost(所謂ガレバ)したほうがいい。単純にTier差がある状況は全く面白くないため。(空いた枠には誰かが吸い込まれて補填される)。
原則としてTier1を一隻編成に入れておけばVeteranに入れられることは回避できるので活用してほしい。

Tier1のフネたち


Tier1はまず4種類の艦がある。
元々ディーラーの数にあわせ3種類だったのが最近追加されて4種類になった。
どの艦もRecruitの1-2というレンジ内であっても性能面では厳しいものがあるが、Tier2にあがるのはすぐ
Tier1しか使えない間は練習期間と割り切って操作を覚えることに集中しよう。

Medum Destroyer : Agosta
これといってよい点はない(悲)
耐久も火力も半端なので各モジュールを集中使用して火力を出すのをがんばろう。
レンジ7000と長射程のTempestMissileは遠くから撃つのではなく近くから撃つことで敵をホーミングし続ける時間が長くなり、Corvette相手にはそこそこいい嫌がらせになる。うっかりしている相手ならば止まったタイミングでミサイルが追いついてGGなんてこともある。
距離800以内に入った敵へは種類問わずサブウェポンFlakが有効というのは以後のDestroyer全てに通じるので覚えておいて損はない。

Medum Dreadnought : Simargl
DreadnoughtというタイトルなのにTier1にDreadnoughtがなかったので最近唐突に実装された疑惑のフネ。
ヘルスはTier1にして42000と十分すぎるデブパワーを誇っており、これはTier3までとくらべても僅差なのでなかなか優秀なデブである。
すぐに斃されてしまうことはあまりなく、除去が難しい高ヘルスというパッシブな価値を持っているので操作に自信のないプレイヤーにもおすすめができる。
火力面はパッとしないがPlasmaBroadsideはなかなかの瞬発火力があるのでうっかり近接してきたCorvetteなんかを狙ってみよう。
WarpJumpは退避時や、孤立気味の敵Artyを倒しにかかるときなどに使う。
迂闊に敵中へ飛び込むといかに皮下脂肪豊かといえどすぐに溶けてしまうので注意。

Medium Arty : Rulik
Artyの基本的な操作感を教えてくれる練習艦。
Corvetteに襲われる練習もできるのだが、対応策は用意されていないスパルタ仕様。
個艦でのCorvette対応ができないので選択タイミングまで考えさせられる哲学的な艦である。使ってみてだめなタイミングで無理に使い続けるのは避けよう。
注意しておきたい点として、本タイトルにおけるArtyは他艦種をアウトレンジ攻撃できるものではない。
弾速による当てやすさを加味して、遠距離戦に最も向いていることは間違いないが、他艦種の砲弾も普通に飛んで来る距離である。

Medium Tactical : Cerberus
迷ったならこれでいい。
Tier1でできることはたかがしれている中、敵前に立たずに味方の役に立つことができる。
主兵装のビームはヒーラーとしての役割がメインになるが攻撃もでき、吸着するようなホーミング性能と飛翔時間がない特性から対Corvette性能が高い。
被弾を避けて味方の回復に勤しむのが基本的な立ち回りだが、視野を広くして状況によっては攻撃を行おう。
ただし、ビームは回復も攻撃も距離減衰を受けることとダメージ自体は小さいことに注意。
要するに命中が容易な反面、でかいHPの艦を攻撃するには向いていない。

Tier2のフネたち


Tier2からは艦種が一気に増える。
Tier1にいなかったCorvette(コルベット/vette)が登場し、他の各クラスにも対応策が準備されるなどの変化がある。

Medum Destroyer : Trafalger
GoliathTorp(以前のNukeTorp。高威力広範囲炸裂核魚雷)が使える点でTier1とくらべて随分強力な性能になる。
特に、地面があるマップで固まっている敵チームへ撃ち込むのが非常に強力な運用。
散開されそうなら1キーを再度押すことで命中をまたず起爆も可能。ただし自身にも命中判定があるので自爆に注意(味方にはない)。
相手取るときは、固まっていると大被害を受ける可能性があることを念頭におこう。
弾速は遅く視認もしやすいので、注意していれば対応は難しくない。
モジュール3のWeaponbooster Pulseは攻撃力の上昇幅が大きい上に範囲内の味方全員をBuffする超強力な性能。以降のTierでも肝になる。

おすすめのモジュールセッティング
Goliath Torpedo / Drain Torpedo / Weaponbooster Pulse / Module Reboot

Medium Arty : Tugalin
Tier1のRulikと違い、様々な対Corvette対策が用意されている。
直上から襲ってくる相手ならBombCatapultで即死させられる他、動きを遅くするStasisMissileはホーミング性能が非常に高くデバフの持続期間も長いため、奇襲ではなく強襲を選択するCorvetteの対策は比較的容易なものとなっている。Artyの特性としてシールド性能は高いので奇襲を受けても冷静に防御を行おう。
攻撃面ではダメージ計算に知識があると有利になる。ENオンであればCorvetteは一撃で撃破可能なこと、通常攻撃を一度あてた後ENオンでもう一度あてればこのTierのArtyは全て撃破可能なことを覚えておくといい。

おすすめのモジュールセッティング
Bomb Catapult / Stasis Missile / Antimissile Beam / Dive Maneuver

Medium Tactical : Orcus
Tier1の正統な延長上にある性能。Tier2ならではの特長としてBeamAmpを発動させるとCorvetteを簡単に焼く威力を発揮する。牽制の意味でもCorvetteへは積極的に攻撃を加えていこう。
またBlastPulseを使う場合、超近接戦闘でもCorvetteには優位をもつが、現行のバージョンではModule3はRepairtAutoBeamが強力すぎるのでほぼこの一択となっており、Corvetteとは一定の距離を保ったほうが安全である。
ビームは相変わらずHPが高い相手を攻撃するのには向いていないので「回復メイン」「Corvetteには優先攻撃」で動こう。

おすすめのモジュールセッティング
Beam Amplifier / Repair Pod / Repair Autobeam / Energy Generator

Medium Dreadnought : Nav
Tier1にはいなかったDreadnoughtが遂に登場。
デブパワーはTier1と差がないが、注目すべき武装としてNuke Missileがある。
地面に着弾時に範囲攻撃となる特性上、宇宙戦マップより地上戦マップのほうが向いているが、任意に手動起爆もできるので覚えておくと良い。
主武装はプライマリのPlasmaは使用感がイマイチなので中距離以内ならセカンダリのRepeaterのほうがいい。

Light Corvette: Dover
Dreadnought同様Tier1にはいなかった艦種。
回復のあるこのゲームで一気に倒し切る瞬間火力をもつことからTier最高クラスのCarry性能をもち、操作に自信があるなら間違いなくおすすめできる艦種。
耐久性能は低く防御面は回避力に頼っている部分があるため、きちんとあててくるArtyやTacticalがいると苦しくなる
また前方しか攻撃できないため、Dover同士の戦闘では後ろをとられると難しくなるので味方のもとに逃げ込もう。
デバフ以外のミサイルは機動だけで原則全て回避できるのでAntiMissileは必要ない。
デバフ系のミサイル(2発飛んでくるタイプ)は、交戦中に受けると非常に危険で機動でも避けきることができないため、視認した場合受けても安全な位置に退避するか地形を利用して回避する。

おすすめのモジュールセッティング
ThrustAmp / Heavy Torp / Disruptor Pulse / Afterburner

Light Arty: Furia
Artyの分類だが、全周に攻撃可能な点、一撃が軽い点、またかなり高い機動力もあわせて実際の使用感はDestroyerに近い特殊な艦。
主武装の攻撃力は正直イマイチでこれはSiegeModeを使用してもインパクトに欠ける。
MobileCroakを使って標的の真下に隠密移動しBombCatapultで倒すという奇天烈な戦法が採れる。生還が難しいので趣味の領域ではある。

201805追記:BombCatapultは現在起爆可能になるまでの時間が設定されてしまったため近接攻撃はできなくなった。なのでMobileCloakを使う意味もあまりなくなった。反面主砲攻撃力は以前に比べてBuffされていて使いやすく改善されている。

After tale : Dreadnought Final Account Reset

Dreadnought最終ワイプ以降OBT開始までのCBT(池沼感強いがどうしようもない表現)が始まった。
特に目立つ状況としては、もうワイプがないとあってそこそこ人数を集めていることと、未だにバグの類が目立つこと。そして最後に、サーバの弱さは今まで以上にこれでもかと磨きをかけてきた。もう骨粗鬆症の老人みたいだよこのサーバ。

結構人が居る

書いてて悲しくなるけれどもこれが結構インパクトのデカイ話。
時間帯やタイミング(人口の問題だけではない…後述)にもよるが数分と待たず連続してマッチする。8v8の16人がすぐに集まるのだから5v5で四苦八苦していた頃に比べればウソのような話だ。
出会うIGNも常に知っている名前ばかりというような状況でもなく、新規の流入もそこそこあるようだ。

サーバがうんこすぎる

1年近く前にアルファが開始して、CBTになって、それからずーっと、ずーーーーっと解決されなかった(もはや完了形で書きたくなった)のがサーバ周りが余りに弱いというどうしようもない話。このゲームはいろいろなサーバに分割されているようで、ログイン、マッチング、バトル、トレーニング….最低でもこの4つはサーバが別れているらしき挙動を示す。で、この一部もしくは全部が落ちる。落ちまくる。
ログインはできるがマッチングがはじまらないとか、バトルから落とされて再ログインができないが落とされなかった人はそのままプレイしているだとか….それでもCBTが進むにつれマシになっていたのだがここんとこまた酷い。人口が増えたせいだと取る向きもあるが人口が増えたらまともに遊べないなんて本当にお笑いだ。
一度サーバが落ちれば復帰しても当分人が少ない状態になるし、長期的に見れば遊ばない理由(人離れの理由)になっていく。
遊びたい時に遊べないゲームはだめだ。

不具合が多い

この段階にきてまだ不具合が結構ある。
仕様なのかもしれず、不具合に入れていいのかどうかとも思うが、特にマッチングの内容が酷い。
Recruit(Tier1-2)でキューに入れていざ始まると周囲はVeteran(Tier3-4)ということがままある。
Platoonを組んだ場合、誰かがキューに入れた後に、他のメンバーもそれぞれFleet(RecruitなのかVeteranなのか)を選ばされるのもはっきり言って意味不明。格差プラしろってことかよ。

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ひどくない?ねえ?

それでもまぁまぁおもしろい

5v5時代の競技性は感じないし、ソロでは厳しい面を感じるし、上に書いたような諸々の問題があり、将来性が怪しいにしても….うーん、まぁまぁおもしろい。
とにかく人がいて遊べるというのが何より大事だと改めて感じる。
ゲームの生死は人を掴み続けることができるかどうかであって細かなバランスの話はあとからでいいんだなぁ。
人がいるクソゲーのほうが人のいない神ゲーより面白いに決まってるんだ。

Dreadnought Final Account Reset

ファイナルアカウントリセット、つまりこれ以降ワイプは起きないというアナウンス。
ということで、Dreadnoughtは間もなくOBTにな……らない。
このワイプ以降もCBTは暫く続くらしい。
尚、OBTの日程は未定。

OBT開始までワイプされないCBTが続くことで既存プレイヤは先に育成を進めることができるメリットがあると説明されている。
しかし、これは既に人口問題を抱えているこのタイトルにとって良い選択といえるのだろうか?

新規プレイヤの定着こそが優先課題だというのに、現在のDreadnoughtはその点のケアが全くなされていない。
マッチング幅の仕組みがわかりづらく、Tier2とTier4が戦っている。当然、性能差にやられる側は面白いわけがない。

そんな状況がある中で、更に、育成と操作の熟達を済ませた先行プレイヤと新規プレイヤを共存させることがどういう結果になるか?
俺はかなり暗い選択をしているように思うが、Greyboxは解決策を用意しているのか。
もしかすると人口が足りさえすればマッチングの内容もよくなるのかもしれない。
でもそれは、人口を増やすには人口を増やすしかないというトンチに陥ったAWと同じ轍を踏んでいるのではないか。

何にせよ俺は続けていくだろうが、とても不安だ。