同じ会社の2022年と2023年のハイエンド。Xiaomi 12SはコンパクトハイエンドながらXiaomi 12 Proとセンサーが同じであり、色味や明度は違う場面があるが総じて写りの品質はかなり近い。なので12 Pro と 13 Pro の比較と置き換えてもいいかもしれない。ハード的にはXiaomi 13 Proが圧倒しているはず。
昼景は全てAIオフオート、夜景は全て夜景モード、Leica Vibrant統一。
昼景


現実的な空気感をもっているのは12Sで評価が悩ましい。
13 Proはこのような、やたら爽やか水色な空色になることが多い。


全体的なコントラストや奥の植物のディテール感で13 Proが優れている。


背景の板の白い部分のディテールは13 Proが保持している。


色味は13 Proのほうが好印象か。






12Sの蛍光ペンキみたいな異質感は薄れた。
それでも他社と比較するとまだ色が濃いが…












遠景のシャープさで13 Proがいいが12Sの空気感も悪くない。






13 Proが優れてはいるが12Sの空気感も悪くない。
夜景


ホテル内の照明を見ると12SのほうがHDRは少し良い。








メリハリは13 Pro。


路面の黒も相まって13 Proのほうが引き締まっている。


13 Proは12SUで鳴り物入りで採用された1インチセンサーIMX989を採用しており、ハードウェアでは圧倒しているはずだが実際撮れる写真にそこまで威力を感じることはできない仕上がりだと思う。
植物撮影についてはかなり改善しているものの、未だに不向きであることは変わらない。
13Ultraは買う予定がないので調べられないが、GPUで機能を意図的に下げて廉価版を出している商法があるように、13 Proもあえて全力を出す調整を受けていない可能性もあるなと思った。