qdc Tres 感想文

5年前のそこそこ高級機。
割と安く入手できる機会があったので購入して現在メインで使用中。
150台しかないこともあってレビューが少ないので簡単に感想を書く。

ここが明確にだめという点のない、ツッコミどころの少ない優れた音質のイヤホン。
モニターではなくリスニング調だが、低中高音のバランスもとれている。
似たドライバ構成のMaverickのようにドライな感じでもなく、万人向きの音質だと思う。

低域:べちょっとしておらず質量両面ほどほどに良。距離が近めで存在感あり。
中域:低域が近いこともあって僅かに引っ込んで感じる。
高域:質量両面、必要十分。シャリつきや刺さりはない。

多層的な立体感もあるが、低域が近いのでこの特色は減衰されて感じる。
解像感は特段強調されていないが十分。音の粒の細やかさという点で少し荒々しく感じるが、その欠点もあくまで10万円以上の機種との比較において。中古市場数万で入手できるならいまでも優れた選択肢。


MUSE HiFi M5 ULTRA / FIIO BTR17 比較感想文

最近 MUSE HiFi M5 ULTRA と FIIO BTR17 という新鋭のBluetoothレシーバー2種を購入したので、使用しての感想文を投げておきます。

この2機種は定価では約35000円(BTR17)と約49000円(M5 ULTRA)と1.4倍ほどの開きがあるものの、フリマでの中古価格は非常に接近しており、31000-33000円程度のレンジで略同等の価格帯として扱われており(2025.3月現在)比較対象として悩ましい存在。
というのもBTR17は人気が加熱して各店の新品在庫が払底していて結果的に中古価格が高く、M5 ULTRAはそもそも定価が高いので若干手を出し難く、BTR17ほどの人気を得ているわけではないという状況がある。逆に考えればM5 ULTRAは(相対的に)安価に入手しやすいオトクな機種といえる状況なのだが、じゃあ実際の音や使用感はどうなのかという部分が皆気になると思う。

スペック比較

M5 ULTRABTR17
発売日2024/11/162024/12/6
販売価格(2025.3)49,900円35,172円
寸法・重量約18×62×100mm
約160g
約16.3×41.2×86.6mm
約73.4g
対応コーデックAAC/SBC/aptX/aptX Adaptive/LDACAAC/SBC/aptX/aptX Adaptive/
aptXLossless/aptX HD/LDAC
入力BT/USBBT/USB
出力3.5mm/4.4mmバランス3.5mm/4.4mmバランス
DACES9038Q2MカスタムES9069Q×2
AMPJAN6418(VT:真空管モード)
不明(TM:トランジスタモード)
切り替え可能
THX AAA-788+
BT ChipQCC5125QCC5181
バッテリー3000mAh1200mAh
有線接続PC / スマホPC / スマホ / ゲーム機
専用アプリ

スペックから読み取れる両機の違いとして顕著なのは「サイズ」「真空管搭載の有無」「アプリの有無」。その他言えることを簡単に書くと、M5 ULTRA はチップ構成については比較的保守的(枯れた)なものであるのに対してBTR17は新しめのものを搭載している。
バッテリーはスペックは大差があるが、実使用ではややこしい事情がある(後述)。

使用感や操作性など

まずスペック上からも読み取れる通り、M5 ULTRAのほうが圧倒的に大きく小さめスマホ並の質量となっている。対してBTR17は半分以下の重量であり寸法も小さい。大きなBTレシーバーというのはかなり微妙な存在で、大きいのであればDAPでいいんじゃない(そのほうが結局音も良いし)となってしまうのだが、M5 ULTRAはなんとか上着のポケットに無理なく入るサイズなのでギリギリセーフといった感じ。
BTR17は軽量コンパクトで印象が非常に良い。ただこれは携帯時の話であり、PC接続で準据え置き機として使用している場合はあまり気にならないポイントで、BTR17の色気のない筐体に対して基盤が丸見えで真空管の光るM5 ULTRAは所有感を高めてくれる点もある。

それよりも問題なのは操作性である。
M5 ULTRAは全ての操作がボタンであり、かつ同じ形のものが並んでいるだけなので、操作性が非常に悪い。ポケットの中で単に音量を上下したいだけなのに誤操作が頻発するので快適とは言い難い。
対してBTR17は音量が回転式のボリュームノブである。
そして、モード変更はスライドスイッチ、その他の曲送りやオンオフがプッシュ式のスイッチと使い分けられていて操作性には圧倒的な快適性がある。ここはさすがは老舗といったところで、成熟度が露骨に違う。
音量が回転式、というのは使用感として非常に重要だと感じていて、直感的操作が可能であること、方向を間違えても瞬時に戻せること、なにより「オーディオ機器を操作している」生々しい感覚が得られる。
高額なDAPのほとんどすべてが回転式のボリュームノブであるのも必然であろう。

バッテリー容量にはスペック上大差があるが、BTレシーバーとしての稼働時間はほぼ同じで、両機とも8時間程度。PC接続で有線DACとして使用した場合、BTR17はバスパワー駆動でほぼ無限だが、M5 ULTRAはバスパワーありでもバッテリーを消費する問題があり、充電ポートを同時に使用しない限りは9時間程度の稼働時間となっている。ただこれは、詳細は後述するが、単に不出来というより、PCモードでは多量の電力消費をしている可能性があり音質面に影響を与えているかもしれない。

入出力はほぼ同じなのだが、M5 ULTRAの4.4mmジャックは品質の低いガリガリといった触感のものが使われていてかなり印象が悪い。BTレシーバーとして使用中、BTR17はアプリからコーデックが選択できるがM5 ULTRAには専用アプリがないため、母機側で選択する必要がある。
基本的に最高音質のLDACが自動選択されるケースは少ないとみえ、aptX Adaptiveになる事が多いように感じられる。LDACは安定性が取り沙汰されることが多いが満員電車でも気になったことはあまりない(両機とも)。

M5 ULTRAは真空管を搭載しているのが売りで、真空管モード(VT)とトランジスタモード(TM)が選択的に使えるのだが、TMには前作のMUSE HIFI M4 でも存在した一部イヤホンやケーブルとの相性問題が存在する。音量の大小とは無関係に、キュルキュルといった感じの無視できないレベルのノイズが常時存在し、不思議なことにこれはTMでのみ起こりVTでは消失する。なので俺はほとんどVTでしか使用していない。

M5 ULTRA 音質面の感想

M5 ULTRAは線が細めでクセもあまりないニュートラルな音質。
意外にもVTとTMの音質傾向には大きな差がない。
他レビュワーの記事では真空管らしい暖かい音とか書いてあるものもあるが、俺の感想としてはそんなことはなくVTでも寒色系でキレがある。音のエッジには若干の柔らかさと耳当たりの良さを感じるが、いわゆるウォームでまったりとした音というわけではない。VTでもTMでもベースとなる音はほぼ同一で、VTだと主に中高音域に余韻・響きが追加されるイメージ。なので、VTであれば中高音域の量感が少しあがり、逆にここを削ぎ落とす感じになるTMであれば見通しがよい音という印象になる。

M5 ULTRAで特徴的なのは、PC有線接続時の音質が随分良く感じられることだろう。
LDACで接続しようともBTと有線接続では差を感じる。
逆に言うと、BT接続時の音質はやや凡庸であり、際立ったものがなく、約5万円という定価であれば俺なら選ばない。
バスパワー駆動にもかかわらずバッテリーのみのBT接続時と稼働時間が大差ない点を考えると、PCモードは音質があがる処理が行われているのかもしれない。またBTR17と違ってBT Chipが古い世代のものを使っていることも理由としては考えられるかもしれない。

BTR17 音質面の感想

BTR17はカッチリ…というか、バキっとした筋肉質な音。
M5 ULTRAと比較すると線が厚く硬く余韻は少ない。メリハリがあって迫力を感じられる明快な音質傾向。
以前からFIIOに親しんでいればすぐ合点がいく、いかにもFIIOらしい音といえる。

M5 ULTRAと比較して面白い点は、こちらはBT接続時と有線接続時で音質があまり変わらない。
厳密には違うとしても、似たような音が出てるなという印象をもつ。
BT Chipの世代が新しいことも関係している可能性がある。
いずれにせよ、どの接続でも近い品質の音を出力できるというのは長所であろう。

別途の給電が要るがデスクトップモードも存在し、出力があがる他、音が雄大になる印象。
確かに音は変わるんだけど、あまり音量をとらない状態だと恩恵は世間で騒がれてるよりは小さいかなと思った。

総評

BTR17は準据え置きもできるBTレシーバーであり、M5 ULTRAはBTレシーバーもできる準据え置き機といった趣で捉えている。この点はサイズ感に現れるメーカーの思惑通りなのかもしれない。

FIIOの音が好きなら利便性も含めてBTR17。
FIIOの硬めの音が好きじゃないならM5 ULTRAに検討の余地がある。

PC接続メインに近い使い方をする場合、追加の電源供給が必要になるとはいえM5 ULTRAのほうが満足度が高いかもしれない。反面、BTR17には老舗ならではの粗の少なさと作り込みの良さがあり、買って失敗だったと思わせることがあまりないだろう。
いずれにせよ両機とも一台で「移動時」「PC接続時」の両方で良い音質を提供できる機器であり、ストリーミングメインになりつつある昨今では状況にとてもマッチした質の良いガジェットである。

Dunu Blanche レビュー未満感想文以上

Dunuから出ている便利なリケーブルアイテム、Blancheの感想文。
製品の大雑把な概要は以下。

  • 銀線
  • 2pinとMMCXの2タイプ有り
  • ジャック部を交換可能なシステム ←重要

ジャック部分の交換システムはDitaのアレ的なやつで3.5mm、2.5mm、4.4mmの3種類が最初から同梱されていてオプションでType-Cもある。Aliでは単品販売もされているのでピン曲がりなんかが起きたときも安心。

ジャック交換のシステムは、引っ張って抜く、マーカー位置をあわせて押して挿す。それだけ。
めっちゃかんたんで道具もなにもいらない。ただ単に挿さっているだけということではなく、ロックパーツごと引っ張る、という抜き方なので勝手にポロッと落ちてることもない。ここ最高。

開封するとジャックや分岐部など全部のパーツにビニール保護がかぶせてあってちょっと面倒だった。
丁寧なのはいいけど過剰包装で、出して使えるまで時間がかかる。
ケーブルそのものはそこそこの太さがあるのに物凄く柔軟で、多分この世に存在するイヤホンケーブルすべての中で一番じゃねーかと思えるくらい異様に柔らかくて全く反発がない。ここ最高。

実際にDapに挿して外で使ってみた。
交換システムの都合上ジャック部が長いのが曲者で、何に入れていてもケーブル基部が周囲にぶつかってしまう。

ジャック部分が替えがきくがその上部で断線したらどうしようもない。
太さはあるのでそう簡単にお陀仏はしないと思うが、扱いに慎重さが要る。
あとは透明な被覆の耐久度が不明(多くの類似の製品は1年で緑化するかケーブルが硬化するか両方が起こる)なので、変化があったら書き足すことにする。

aurender FLOW

一時期Dropで頻繁に安く出てたので知ってる人もいるかもしれない。
ほぼ据え置きの前提で、持ち運びもできるという一風変わった製品。

・バッテリーとバスパワー両対応
・出力は6.35mmステレオジャックのみ
・入力は光とMicro USB(Micro B  二股みたいなやつ)
・回すタイプの音量操作

音質面は素晴らしく、線の細いシャープでクールな音をフラットな音調で鳴らす。
クリアで雑味の一切ない、透明な水のようにモニターライクな音。
そのクオリティは2025年現在でも上質なもの。
回すタイプの音量操作も直感的でわかりやすく、さらに加速度を検知するので利便性が高い。
4年半使っているが満足度が非常に高い。

公式にバスパワーとバッテリーの両方に対応していると書いてあるが少し注意点があり、正確にはDAC/AMP部分は常時バッテリー駆動でコントローラはバスパワー駆動、それに加えてバスパワーで充電を行うことで稼働時間が延ばせるというモノ。なので、PCに繋いでいても使用時は少しずつバッテリーを消費する。実際には12時間以上駆動するので、不使用時にOFFにすることで繋いだまま充電しておけば大きな問題にはならない。

Campfire Audio C/2019 Q4 のかんそうぶん

ふわっとひろがる美音系。明るく腰高、ブライトな音調。
低音についてはスカスカで、余韻や残響もあまりなくここだけ硬質。

ふわっとした感じが強いので、一聴するとモコモコ系に聞こえるかもしれない。
しかし線が太いということはなく、クリアな見通しは確保されていることがしばらく使っているとわかる。
若干スルメ気味。フラットや万能系とレビューされているものは音量バランスだけを論点にしているようにみえ、ちょっと疑問を感じる。

万能系ではないと書いたが何に合うんだと言われるとそれも難しい。キレを要さないあれこれかな。
なんかこういう音の安いイヤホンありそうだなしらんけど、というあんまりよくない想像も浮かんでくる感じで絶対的なクオリティが秀でているようには正直感じなかった。

音とは関係ないけどパッケージが特殊で一度開けるときれいに閉じることができない。
中古売買を考えている人は一応留意すべきかも。

Astell&Kern AK 第2世代&第3世代&第4世代をMedia Goでかんたん管理

かつてWalkmanの管理ソフトだったMedia Goは、汎用性があって今でも便利。
Androidの機種ならスマホは大体なんでも管理できるし、中身がAndroidベースのAK第2~4世代も快適管理できる。
アルバム単位でしか聞かない人はともかく、プレイリストを多用する人には特に推せる。俺の場合は、MediaGoで管理できるのがわかっているからAKを重宝している部分もあるんだよね。

尚、インストール時に脆弱性が確認されているので新規にインストールすることをオススメはしません。既にインストールされている人向けです。

AK第2世代&第3世代

AK100iiとAK380とAK70で動作確認。
右クリックD&Dの「詳細転送」で「フォーマットを変換しない」にして転送するだけ。
転送速度自体は速くないので何か処理しているっぽい時はちょっと待ちましょう。
プレイリストも何も手を加えずそのまま動作する。
ただ、たまに中身がないなどおかしくなってしまうので、その場合は下記手順で再転送する。

  1. MediaGo上で機器のプレイリスト削除
  2. エクスプローラで機器内のplaファイルを削除(musicディレクトリ内)
  3. 再転送

AK第4世代

SE100とSP1000Mで動作確認。
右クリックD&Dの「詳細転送」で「フォーマットを変換しない」にして転送するのは第3世代と変わらない。
ただ、第4世代はこのままではプレイリストが認識されない。
エクスプローラで該当plaファイルを「music」から「playlist」ディレクトリへ移動。
SDのものも内部ストレージ移動でOK。
中身の書き換えとかは必要なく、これだけで認識されます。

MediaGo、起動中にファイル移動させても爆速で拾ってくれるし、デザイン的にも現行のなんだっけかのWalkman管理ソフトより断然いい。謎のリソース食いを除けば管理用としては基本有能なソフトなんだよな。AK以外でもFiioのX5iiなんかも一手間(プレイリスト内のパスを全部置換するだけ)かければ管理できた。これを投げ捨ててしまったSonyの判断を疑うよ。

AK380修理

2.5mmジャックの不良とバッテリ交換でAK380を修理に出していました。
かかった日数は返送まで8日。早い。
費用は12000円ほど。安い…

故障が起きてもこれならば、AK第三世代の中古は今の価格ならかなりお値打ち感ある。
ただこれが基盤交換になると8万円近いようなので、症状次第ってとこだよな。

帰ってきてびっくりするのは2.5mmジャックの締りの良さ。
壊れる前から随分緩くいたんでいたことがよくわかる。

新しいDAPも考えていたけど、音質的にはどれも味付けがあるのが気に入らなくて、当分ニュートラルで無味なAK380で行こうかなと思ってる。

PW Audio “Vanquish” Loki

リケーブルの話はあんまり書かないけど、味付けが強くて面白いので記事にしておく。

PW Audioは日本でも取り扱われているブランドですが、すべての製品が取り扱われているわけではなく、いくつか国内では未発売のシリーズがあります。
Vanquish seriesもそのひとつで、同シリーズでは価格的上位にXerxes、下位にSaladinという製品があり、Lokiは丁度真ん中のものです。
昨年のBlackFridayのセール時にMusicSanctuaryより購入、国内では試聴の機会はないので選択の理由としてはフィーリングです。
見た目、名前、国内未発売、等々。まぁ気になってしまったわけ。綺麗だし。

XerxesとSaladinは銀線銅線のハイブリッドタイプ(使用割合ほかが違う模様)で、見た目にも2種類の導体が使われていることが見えるもので、Lokiだけ見た目が銀一色。
実際にはLokiも銀7割銅3割の合金導体らしいので、Vanquish seriesはいずれもハイブリッドながらそれぞれアプローチが違うという感じでしょうか。

音質について

リケーブルには大した効果がないというか、付属品から代わり映えがしない程度のものも多いですが、Lokiはかなり味付けが強いケーブルです。
Maverick IIで使用している所感としては

  • バランス上は低音の量感が増す(←銀主体線なのに)
  • 全体に音の厚みが増す
  • ややウェットな傾向
  • シャギー感のようなものが皆無で耳あたりが非常に良い、磨かれたガラス玉のような印象

他社製品で有名所でいうとBeat AudioのVermillionが近い印象。
でも、あれよりかなり味付けが強い。Maverick IIがMentor V2っぽい音調に近づきます。
元々Lune Mk4を使っていてそのドライな味付けと異なるので極端に感じるのかもしれない。

Maverck IIで使う場合はイヤホン自体の素性とは異なる方向性なので好みが別れると思います。弱点を補えるという視点で俺は気に入っていますが、ドライで軽快な音調に価値の重きを置く場合は合わない可能性が高い。

使い勝手とか

ケーブル自体の取り回しは良いほうですが、癖は割と付きやすいです。
あと、今の季節のように温度が低いとケーブル自体が硬いかも。
金属製のスライダーは見た目は格好いいですがすぐに滑り落ちてしまってあまり役に立たないです。
購入時のオプションで4芯と8芯(追加費用でほぼ倍額)が選べます。俺は4芯なのでここの記事は4芯の話です。

これ国内で出したらそこそこ人気でそうなんだけどなぁ。
見た目綺麗だし。見た目綺麗ってのはアホっぽいけど、安くない買い物にとってはなかなか無視できない要素。
ただ被覆はPVCらしく、皮脂での劣化が避けられないので最終的に酸化するなりしてしまうかもしれない。

AROMA Musical Box Early のかんそうぶん

AromaはWitchgirlの頃から気にはなっていったものの実機の音傾向が好きではなくて購入には至らなかったんだけど、シリーズも変わってどうなのかということと、単に見た目が好みだったので買ってみた。結果、結構満足している一本です。
感想文もあまり世に出ていないようなので箇条書きで。

  • 外観が美しい。付属のケーブルは真っ黒で色気がないので差し替えてる。
  • 装着感はWitch Girlシリーズ同様に素晴らしい。フォームタイプを使う必要がないのが大きい。
  • 装着感自体はいいんだけど、少しでも左右で位置がずれると音がガラっと変わってしまう。他の機種と比べて差が大きいのでちょっと驚いた。移動中なんかだと気になるかもしれない。
  • 音はもこっとしてたWitch Girlシリーズから変わってクリアで見通しはいい。UMとかが好きで前作を敬遠してた人は一聴の価値がある。全体的に角がとれたまろやかな音で、刺さりやシャンシャン感、耳に攻撃的な部分がない。
  • 俺の聴感上はピラミッドバランス。低音は量感多めで広がるタイプではなく弾力的なタイプ。これがノリをよくしてると思う。どことなくテンプロに似ていなくもない。
  • 曲にもよるけど、低音は近く、中高音は遠めかつ広めに聞こえる。つながりが悪いわけではないが、この点においてあぁ2ドラなんだなぁという感じはする。
  • Aromaの全機種中で俺はこれが一番好き

付属のケーブルはよくあるL字の真っ黒いやつ。

外箱はめちゃくちゃいいんですが、

中身は本体の他はメタルケースとacoustuneのイヤピが入ってるだけという凄まじい割り切り。

俺は付属品ごちゃごちゃされても殆ど使わないので、この割り切りは好きですね。
ちなみに冒頭のリケ済みの写真は、Azlaの純正バランスケーブルです。
選択の理由は…99%外観。だって綺麗やん?

Seiun PHA PA-1

遅れに遅れて想像上の存在と化していたCyberdriveのseiunシリーズ(既発売分は除くCF品)のPHAが唐突に届いた。
事前に住所確認だけあったけど発送の連絡はなかった。
俺の場合はなんとなくおもしろそうだから出資してたというレベルなので特に困るも何もないが、やはりきてみると嬉しいし不具合にはがっかりするわけで。

包装はまともなんだけど恐らく元の段階で想定してないイヤホンがおまけではいってるおかげでもこもこしとる。

質感は良い。が組み立ての品質はよくない。

例えばボリュームノブが筐体に対しって斜めってるとかそういうところ。回転させるとずりずり擦れる感じになる。他の人のツイッターなんかを眺めていると個体差が激しいのか液晶が斜めってるようなものもあるらしい。

質感がよいというのも見栄えの話であってたとえばジャック周りの真鍮パーツっぽいところはシールのように貼られているだけだとか…

なぜかハイレゾマークは印刷されていてとれない。俺はこれだせーと思うんだがw

もう散々他で出てますがいくつか問題が。

2.5mmのピンアサインが変で実質(そのままでは)使えない

開発に連絡したところ問題は認識している旨返信があり、仕様ですで通さないのなら設計ミスかなんかじゃないんかねえ。
ちなみにアサインは変換すれば済むので、ヤフオクで変換ケーブル作成している方がいらっしゃるのでどうしても使いたい人は覗いてみるといいです。

ボリュームノブの表示が逆

逆…やな。
まぁこれは自分が知ってれば大丈夫だろう。

内蔵プレイヤーは無理

個人的にはどうでもよくて、説明が面倒なんで省く。
調べれば誰かが書いたものが出て来る。

アナログはノイジー

これはもうUSBだけ考えたほうがいい。

USB入力は音はいいがバスパワーで動かない

USB入力は音は間違いなく良いので、PCで実質据え置きで使うのもいいと思う。
2.5mmが使える(使えないんだけど)据え置き機ってあんまりないし。
バスパワーで動かないので常用するのであればUSB2本使うことになるけど、
バッテリーはかなり強力なので数時間の運用なら全然一本で問題ない。

ただしばらく使ってみるとUSBでもホワイトノイズが気になってきた…
バッテリ駆動時と電源供給時で少し違うんだけどどっちにしろノイズが消えることはない。