PW Audio “Vanquish” Loki

リケーブルの話はあんまり書かないけど、味付けが強くて面白いので記事にしておく。

PW Audioは日本でも取り扱われているブランドですが、すべての製品が取り扱われているわけではなく、いくつか国内では未発売のシリーズがあります。
Vanquish seriesもそのひとつで、同シリーズでは価格的上位にXerxes、下位にSaladinという製品があり、Lokiは丁度真ん中のものです。
昨年のBlackFridayのセール時にMusicSanctuaryより購入、国内では試聴の機会はないので選択の理由としてはフィーリングです。
見た目、名前、国内未発売、等々。まぁ気になってしまったわけ。綺麗だし。

XerxesとSaladinは銀線銅線のハイブリッドタイプ(使用割合ほかが違う模様)で、見た目にも2種類の導体が使われていることが見えるもので、Lokiだけ見た目が銀一色。
実際にはLokiも銀7割銅3割の合金導体らしいので、Vanquish seriesはいずれもハイブリッドながらそれぞれアプローチが違うという感じでしょうか。

音質について

リケーブルには大した効果がないというか、付属品から代わり映えがしない程度のものも多いですが、Lokiはかなり味付けが強いケーブルです。
Maverick IIで使用している所感としては

  • バランス上は低音の量感が増す(←銀主体線なのに)
  • 全体に音の厚みが増す
  • ややウェットな傾向
  • シャギー感のようなものが皆無で耳あたりが非常に良い、磨かれたガラス玉のような印象

他社製品で有名所でいうとBeat AudioのVermillionが近い印象。
でも、あれよりかなり味付けが強い。Maverick IIがMentor V2っぽい音調に近づきます。
元々Lune Mk4を使っていてそのドライな味付けと異なるので極端に感じるのかもしれない。

Maverck IIで使う場合はイヤホン自体の素性とは異なる方向性なので好みが別れると思います。弱点を補えるという視点で俺は気に入っていますが、ドライで軽快な音調に価値の重きを置く場合は合わない可能性が高い。

使い勝手とか

ケーブル自体の取り回しは良いほうですが、癖は割と付きやすいです。
あと、今の季節のように温度が低いとケーブル自体が硬いかも。
金属製のスライダーは見た目は格好いいですがすぐに滑り落ちてしまってあまり役に立たないです。
購入時のオプションで4芯と8芯(追加費用でほぼ倍額)が選べます。俺は4芯なのでここの記事は4芯の話です。

これ国内で出したらそこそこ人気でそうなんだけどなぁ。
見た目綺麗だし。見た目綺麗ってのはアホっぽいけど、安くない買い物にとってはなかなか無視できない要素。
ただ被覆はPVCらしく、皮脂での劣化が避けられないので最終的に酸化するなりしてしまうかもしれない。

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