エッジディスプレイスマホの画面保護フィルムについて

TPUの全面フィルム
出荷時に最初から貼ってあるやつは大体これ。
柔らかいのでエッジの曲面にも張れて全面を保護できる。
新規に貼るのは少し面倒で、貼り付けツールが付属するものも多い。
気泡が入っても大体数日で消える
使い勝手はどうかというと、透明感はあるがぺとぺとしていて滑りは全く良くない。
グリップが良いともいえるので、端末を持ち上げるときなんかは安定感があるが、手に限らずなんにでもくっつくので端からはがれやすく、柔らかいので浮いた箇所からちぎれたりするのが難。
剥がれてもその部分を水洗いしてホコリを落とせばくっついてリカバリできるが、端末と応相談。

●マット等加工TPUの全面フィルム
国内ではあまり見ないが、Aliなんかに稀にある。
粘着面は普通のTPUだけど、外側がマットな質感だったり硬質フィルムとの二重構造の加工などされている。このおかげで、全面を保護できるTPUのメリットを維持しながら、手やものにくっつきやすいという大きな難点が解消されていて使い勝手のいい存在。
問題はマット加工の場合は画面が少し磨りガラスっぽい見た目になり視認性が落ちる。

●PETフィルム / PETの各種加工フィルム。
従来からあるおなじみのフィルムがこれ。モノによりマット等加工されているものもある。
硬いというか、ハリがあるのでエッジの曲面には対応しておらず、エッジディスプレイの機種の場合エッジの直前までの範囲しか覆わない。これは一見心許ないように思えるが、画面を下にして置いた場合に接地する部分は保護されているので、むき出しのエッジ部分が傷つくケースは案外少ない。
貼り付けも最も簡単なので、なかなか手頃で良い選択。製品数も多い。
貼り付け部分の終端に僅かな段差が生じるので、さわっていて気になる人は気になるかもしれない。

●フチだけ吸着のエッジ対応ガラスフィルム
国内でエッジに対応して売られているガラスフィルムは9割これ。
大抵「気泡が入らない!」と意気込んでいるが、構造上、粘着部分以外全部気泡みたいなものなのでゴミ。すぐ外れるし、タッチ感度が終わる。
指紋認証も基本通らないと思っていい。一番ダメなやつ。

●全面吸着のエッジ対応ガラスフィルム
数でいうとかなり珍しいが、存在する。
タッチ感度はほとんど落ちないし、指紋認証も若干の感度低下はあっても実用できるレベルで、何より粘着範囲が大きいので簡単に外れたりすることもない。
上手く貼り付けることができればベストといっていい性能だが、エッジディスプレイの曲面構造にあわせてドンピシャで貼ることが常軌を逸して難しく、失敗するのが普通といっていいレベルのため玄人向け。例外的に、Nillkinの出しているシリーズであれば、位置決めの補助ツールが付属するので多くの人におすすめできる。
尚、Aliなどでは全面吸着をFull Glue、フチだけ接着をEdge Glueと呼び分けているので欲しい人は機種名とFull Glue Glassなどを組み合わせて調べると良い。
Nillkinのがあれば若干高くはあるが数枚(失敗も見込んで)買ってみると快適だと思う。オススメ。

●フチと指紋センサー吸着のエッジ対応ガラスフィルム
最近のNillkinの一部製品がこれ。フチだけガラスフィルムの改良版で、指紋センサー部分にも吸着面を設けて指紋認証が使えるようにしたもの。見た目に違和感がでるので好きではない。

●UV硬化レジン式ガラスフィルム
ガラスに粘着部分がなく、UVライトで硬化させるレジン液を用いて画面に接着するタイプのガラスフィルム。ガジェット系ブログで割と頻繁に最強扱いされているが、俺はあまりよいと思っていない。
タッチ感度と指紋認証が何も貼っていないのと同レベルで、性能的には最高。
施工が絶望的に面倒くさい(開口部マスキングとかレジン臭の換気など)のが最大の問題。
また、一度貼れても四周のどこかから力が加わり僅かでも浮いてしまった場合、粘着面で接着する他のフィルムとは違って一度固まったレジンに再び接着する力はないためリカバリできない。そしてエッジディスプレイの今どき大きなスマホをポケットに入れていれば画面すべてに力を加えないということは無理というもの。端っこから浮いてくるのが関の山だが、浮いた部分はあまり目立たないのが幸いか。
欠点を割り切って保護と滑りを求めれば良い選択であることは違いない。

●エッジを覆わないガラスフィルム
保護する範囲でいうならばPETフィルムと同じで、そのガラス版ということになるが、こちらはおすすめできない。ガラスは良品でも厚みがどうしてもあるため、保護面・非保護面の境界の段差が操作上強く感じられるから。指が引っかかる感触を毎日味わいたくはないだろう。
仮にこれで気にならないなら傷だってどうでもいいだろうし、もう裸でいいんでね?

●液体系
論外。
効果がゼロではないとしてもおすすめできるようなものではない。
完全な裸運用よりはマシかも知れない程度。滑りは多少よくなるかもしれないが保護は期待できない。
そもそもの話だが、保護フィルムは本体の傷を防止すると同時に自身に傷が入った場合交換できることが重要なのに、液体系はこのメリットを持っていない。
技術が進歩すればよい選択肢になる可能性はある。

●番外:裸運用
キツイ。現状のディスプレイ技術レベルでもまだまだキツイ。Gorilla Glass Victusなどは耐傷性を謳っているが、はっきりいって余裕で一瞬で傷がつくので話にならない。微小な砂粒としてそこら中に存在している石英によって傷つくレベルの硬度である限り、この問題は永遠に解決しない。

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