本日からAWがOBT開始で誰でもプレイできるようになる。
当然ながらプレイヤー層はWoTをプレイしたことがある層が多いだろう。
ではどんなところが違うのか。気をつければいいのか。
車種
MBT
耐弾性をもつ車種は一部を除いてMBTだけだ。WoTでいうとHTに近い役割。
WoTのHTは金弾を使えば基本的に貫通が期待できるが、AWのMBTは小さな弱点以外は正面から貫通が困難なものが多い(中Tier以降)。
攻撃性能は、DPMはそれほどではないが貫通が高く、MBTを正面から抑えるのはMBTの仕事。
視界や隠蔽といった数字は総じて低く、機動面でも後塵を拝するため孤立すると何も出来ない。
AFV
装輪式と装軌式で使用感が異なるが、偵察をするのは基本的にこの車種。
中でもReconVehicleとされる車両はコンパクトさから被弾率が低く走り偵もこなす。
武装のバリエーションも豊富だが、単装砲にしろ機関砲にしろ弱装甲の目標に対して非常に強く、TDにもひけをとらない水準だが、貫通では劣るためMBT相手にダメージを与えるには後側面をとる必要がある。
AFVとTDはWoTでいうところのLTのニッチを占める。
TD
ほとんどが装輪式のWheeled Destroyer。一部が装軌式。
装輪式の車両は最高速度が高く、100km/h以上でるものもザラ。
射点につく速度もリロケートも非常に迅速。
ただ装輪式の車両はTDに限らず運動性にはクセがあり、思ったように動かしづらい。
武装は基本的に高DPMの単装砲。AFVの単装砲に比べると貫通が高く、MBTの主砲と比べるとDPMが高い。AFVと違い、MBT相手の攻撃でも有効打を得やすいと言える。
TDはしっかりAIMを収束してから撃つとダメージボーナスが得られるようになっており、表示上のDPMを超える能力を発揮する。
防御面は総じて装甲が薄いため、AFVの単装砲からのHEATや機関砲にかなり弱い。
LT
同じLTでもWoTとは異なり、どちらかというとMTに近い。
視界戦の能力はAFVには及ばないが多少は偵察もこなせる。
攻撃性能はTDに近く、ダメージボーナスはないが移動時のAIM拡散が少ない。
固有スキルとして短時間移動速度をあげることができることと、スモークグレネードの使用回数も他車種より多い。
これらを有効に活用するのは慣れが必要になる。
MBTには到底及ばないが、車種によっては多少の耐弾性をもち、機関砲などに耐える。
SPG
WoTの一撃必殺スナイパー型の味付けとは異なり、指定場所に確度高めに低ダメージをデリバリーする、小規模エリアウェポン。
SPGは相手のSPGが射撃した場合に位置を察知するUIが存在しており、常にカウンターの脅威に晒されあう。
また射撃後、着弾地点付近には警告がでるため直撃を見舞うのはかなり難しい。
あくまで爆風のダメージで削っていく運用が中心。
煙幕や強制スポットの照明弾など特殊な弾が存在しているのも特徴。
DPMはあまり高くないこともあり、単体での決定力はなく、
何を攻撃すればもっともチームに有効かを常に考える必要がある。
戦闘において
AWの戦闘はWoTとどこが違うのか。
PVEモードが存在
PVEモードが存在し、こちらで初回勝利RP2倍なども消費可能。
またRPも十分に獲得できるためストック状態でPVP戦闘に出て育成する必要もない。
PVPのマッチングはいまのところクソ
人数が少ないためなので、OBT開始してしばらくたった頃に再評価すべきだろう。
運営は接続数の問題がクリアされ可能であれば1差マッチへ変更したいと言っている。
ゲームスピードが速い
全体的に車両の速度が速いため膠着すらあまりない。
どこかしこで乳繰り合って誰かしらが死んでいく。
芋が成立しにくい
前述のスピード感に加え、マップが開けていて射線が広く通り、
また見つかりやすいため一箇所でずっと撃つ脳死プレイが基本的にできない。
慣性が強め
停止時からの加速はWoT以上にもったりとしたものを感じるし高速度からの停止も時間がかかる。
このおかげで味方とよくぶつかり意図せずケツブロしてしまうことも。
装輪式車両はクセが強い
信地旋回ができず、前進か後進を組み合わせないと動かない。
旋回性能自体は高いためクネクネと動いて制動しづらい。
6~8と車輪数が多いものはかなり安定した挙動を見せるが、4輪車はデリケート。
落下ダメージにご注意
落下ダメージの感覚がWoTとはまるで違うので注意。
わずかでもいいので接地さえしていれば90度近い斜面を滑り落ちてもあまりダメージがないが、空中に浮いてしまうと小さなジャンプでも大きなダメージを受ける。
高速で走れる車両で斜面を踏んだときなどそのまま離陸して死亡することもある。
課金による高性能弾はない
課金弾はないし今後も実装されないと名言されている。
豚飯を信じるな
AWではただのAPでもいろいろな種類があるのだけど、中でもAPFSDSは傾斜の効果をあまり受けない。
側面を晒しているとかなり急角度がついていても問答無用で貫通されるので注意。
HEATを信じるな
AWのHEATは威力のスペックが高いが、貫通と威力自体が不安定という特性で、ダメージが高いから強いはずだと信用して使うのは避けたほうがいい。弾速で劣るし、貫通が不安定だし、抜けてもダメージ自体が不安定だ。本当に紙装甲な対象に接近戦をするとか、他弾種だとダメージレースで負けるのが確定している場面で仕方なく使うお守り程度の弾種。ただこれはAPと比しての話であって、APがない車両ではHEATがメインになるものも多い。
(単装砲の)HEは信じていい
WoTだとHT相手でもどこかしらをほぼ確実に貫通できるが、AWのMBTは正面からの貫通が困難な場合が多い。
そういう場面では躊躇なくHEを使って削っていくのが正しい。
勿論側面をとるなどの努力と併せたい。
機関砲のHEは最低ダメージが廃止された現仕様ではあまり役に立たない。
弾薬庫破壊による即死はほぼない
弾薬庫を破壊されても大ダメージであり即死ではない。
そもそも、ほとんど発生しない。
1000戦すれば1~2回あるかもな程度。
SixthSenthが早い
こちらは被発見後1.5秒で動作。
また育成を必要とせず最初から全員が使える。
戦闘以外において
AWの開発やUIはWoTとどこが違うのか。
車長は共通、クルーは各車専属
車長はスキルツリーの異なる車長が何人かいて誰をのせるかを選択する。
最大でも5スキルであり育成の天井は低い。
車長を除いたクルーは各車専属だが、スキルが上限2なので育成の天井はこちらも低い。
車長はいくつかの車両で開発に含まれている場合があり、アンロックすることで新たな車長を使用可能になる。
尚、クルー雇用にコストはかからない。
ツリーは国籍に拠らない
AWの開発ツリーは大きく Wölfli と Shishkin というディーラーにより分割されていて、WOTのように実世界の国籍に準じたものではない。この仕組みにより、実世界の国籍や開発年度を踏まえてツリー配置を考える必要が無いため、車両の追加や置き換えがし易いものになっている。
国籍を踏まえないとはいっても、系譜として連続したものはAWのツリー上も連続している。
例 : T-72 → T-72A → T80
レトロフィットを開放するには各ツリーを進める必要あり
WoTでいうところのオプションパーツであるレトロフィットにはMk3までの段階があり、いろいろな戦車の開発内容に含まれている。かつ、Provenという最後でなければ手出しできない箇所(通常のパーツ開発を終えたあとでないと着手できない)。様々なレトロフィットを使うには各ツリーを開発しなければならない。
ガレージ枠の概念はない
ガレージ枠という概念はないので車両を好きなだけ所持できる。
個人用のBaseが存在
WoTでいうところのクラン拠点、この各施設の建造が各人で可能。
建設用のポイントは日給。忘れずに受け取って強化していきたい。
他者のStatsは見えない
よくもわるくも、ってとこではある。
おかげでランキングやレートサイトがないので
その部分でモチベーションをあげていくゲームではない。
FreeRP変換が安い
嫌いな戦車に乗り続ける必要はない。
もちろん元となるRPはどこかで稼ぐ必要がある。
マッチング待機中に作業が可能
Statsの閲覧、開発や搭載(待機中車両を除く)がマッチング中にできる。
Battalion(クラン)の処理はガレージのみ
ガレージでかつ招待でのみ加入可能。