“「Dreadnought」ベータ版インプレッション” について

IGNに「Dreadnought」ベータ版インプレッションという記事が載っていた。

http://jp.ign.com/dreadnought/11003/preview/dreadnought

まずタイトルの周知という点で記事の与する効果はあると思うので、プレイヤーがもっと増えて欲しい身として素直にありがたい。
ただ内容については、ゲーム概要をわかりやすく伝えている箇所と、誤った認識にもとづいている箇所のモザイクになっている。

ゲーム概要と課題をわかりやすく伝えている良い点

火力集中の必要が自然と連携、チーム戦を生む(バラバラでは本当に弱いクソチー)ことが書かれている点が特に良い。
このゲームは一部の艦種や本当に抜きん出たプレイヤを除いて、俺がガンダムだをやるのはなかなかむずかしい。
どのようなロールをしようとも味方に頼る場面が必ずでてくる。

操作やUIは慣れや個人の感じ方の問題もあるだろうが、具体的に不満点が挙げられている点はゲームにとってプラスなのではないか(伝わっているかはしらないが)。

誤った認識に基づいて書かれている悪い点

繰り返し何度も強調されているのがヒーラーが回復しかできずに単調という点なんだけど、これは誤りであることを明言しておく。まず、ヒーラーといっても回復しかできない艦というものは存在しない。皆、なんらかの有効な攻撃手段は持っている。
特に記事に書かれている低Tierではヒーラー(TacticalCruiser)のプライマリウェポンに回復専用のものはなく、両用武器である。味方に当てれば回復をなし敵にあてれば攻撃となる。そしてこの両用ビームが、低Tierで最高のCarry力をもつCorvetteへの最強のアンチとなっている。
このことから、ヒーラーは常に行動の優先順位を考慮しなければならないかなり忙しいロールであるというのが俺の考え。
どちらかというと動きや行動で差をつけにくいDreadnoughtやDestroyerのほうが(少なくとも序盤においては)単調だ。

もっとも、Dreadnoughtは確かに不親切なところの多いゲームで、こういったゲーム設計・艦種間のバランスもプレイしてすぐに気づかないのだろうとは思う。
でも、それでも、誤解や理解不足に基づいた内容で記事が書かれることは読み手にさらなる誤解を広めることになり、残念であると俺は思う。

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